盛土工

既設堤防川裏側にて、段切り作業を行います。

※段切り:斜面の盛土をする時に、新しい土が地すべりなどを起こさないように、階段状に土を削る事

 

1層当たり30cmで土砂の敷均し・転圧を行います。

盛土施工箇所は住宅と近接しているため、無振動転圧にて転圧作業を行います。

 

軽量盛土工 施工開始

取壊作業完了後、掘削作業を行いました。

 

掘削面に砕石を敷均し、砂で高さの調整を行いEPS材(発泡スチロール)を据え付けていきます。

1段目の据付精度が、そのまま仕上がり精度に直結するため、慎重に据え付けていきます。

従来工程では壁面をコンクリートで立ち上げ、壁面裏に土砂を投入し埋め戻し、時間と労力がかかるのですが、

今回採用するEPS工法は、発泡スチロールが壁面・土砂の役割をしてくれるので時間短縮になり、

素材自体が軽いため、容易に施工が可能です。

 

 

EPS材は上方向からの荷重に強いのですが、横方向からの圧力には弱いため、

圧力のあまりかからない軽量砕石を背面に投入します。

既設構造物取壊し

既設ブロックをウォルソーを使用し切断します。

厚さ40cmの分厚いコンクリートを切断します。

 

切断完了後、圧砕機を取り付けたバックホウで取壊し作業を行っていきます。

圧砕機を使用することで騒音・振動を抑えることができ、

足場に防音シートを設置することで、騒音対策の向上を図りました。

 

通行止・交通規制開始

6月23日より、市道有沢29号線・堤防道路へ上り口において通行止めを開始しました。

 

通行止めに伴い・有沢南交差点の信号機の目隠しを行いました。

交通誘導員を配置し、事故の無いよう細心の注意を払って作業します。

本工事の施工に伴い有沢交差点付近において

区画線のレーン変更を行いました。

施工前 直進左折レーン1車線・右折レーン2車線

施工後 直進左折レーン1車線・右折レーン1車線  (減少)

となります

ご通行の際は、十分お気をつけて通行の方お願いいたします。

区画線レーン変更後

仮設工 足場組立

仮設工 足場組立を行いました。

 

施工時には交通誘導員を配置し、一般車両が通行する際は事故の無いよう

細心の注意を払い、組立作業を行いました。

 

安全対策として、カラーコーンにて作業区画の明示を行いました。

 

 

 

 

施工箇所は民家周辺での施工となるため、足場に防音シートを張りました。