本日の作業 11月11日(金曜日)

本日の作業は、引き続き盛土工、および法面整形工になります。

法面とは、築堤盛土の表面の部分をいいます。

法面整形の後は、表面をコンクリートブロックで覆い、

増水による堤防の崩壊や土砂の流出などがないように仕上げます。

そのため、法面整形はできるだけ平坦に仕上げて、

表面のブロック張工が、より品質の高いものにします。

施工はICT機械を使用し、より精度の高い仕上がりにします。

 

水位の方は、神通川・大沢野大橋で0.40m、神通川・神通大橋で1.15m

井田川・杉原橋で-0.13mとなっています。平水です

 

【ICT機械による法面整形】

下図の緑の線が法面になります

ICT技術が出てくる前までは、延長10mごとに仕上がり高さを示す「丁張」

と呼ばれる木の杭と板を組み合わせたものを、法面に設置していたのですが

ICT機械を用いることで、丁張が不要になり、省人化につながっています。

 

【レーザスキャンによる出来形測定】

出来形の測定にはレーザースキャン測量を行い、法面の仕上がりが、

設計値とどのくらい離れているのかをチェックします。

 

レーザスキャンを行う範囲ですが、延長は100m程で、1時間ほどで完了しています。

 

結果はこのようなヒートマップにより判定します

すべて範囲内に収まっています

 

精度の良い法面に仕上がっています。

(施工業者:たち建設、ICT建機:千代田機電、測量:エイテック)