8月の進捗状況

8月の夏期休暇明けから根固めブロックの製作に入り、2回コンクリート打設を行いました。

タイムラプス(コマ送り動画)で進捗状況が確認できるようにしております。2週間程度で

短いかと思いますが、「施工状況」の方で記事を掲載していますので確認してみてください。

 

8月の進捗状況(タイムラプス)↓

インターンシップ

本日、インターンシップの大学生3名と測量実習を行いました。実習内容として根固めブロック製作の

コンクリート打設方法や暑中コンクリートの品質管理等、午後からは測量実習として護岸現場の法線を

トータルステーションで位置出し、3次元設計データを現地で確認しました。感想として暑い中での

実習は大変だったと思いますが、また一緒に作業できる日が来ることを願ってます。

本日は有意義な一日となりました。

 

工事内容説明↓                  コンクリート打設↓

挿入鉄筋長確認↓                 散水養生↓

測量実習↓

現場待避所の設置

夏期休暇明けから根固めブロック製作を行うにあたり、作業員が現場近くで小休憩できるように

現場退避場所を設置しました。設置場所が高水敷であり出水期であることも考慮して休憩所施設

(ソーラーハウス)と仮設トイレを車載式としています。緊急時に速やかに退避でき、非常時に

電源供給ができるため防災の観点からも有効であると思い採用しました。また、冷房設備や

ウォーターサーバーも発電無しでフルに活用できるためCO2排出量を削減し、快適な職場環境

を作れるように取り組んで行きます。

 

車載式現場待避所(ソーラーハウス・仮設トイレ)↓

ソーラーハウス(冷暖房・ウォーターサーバー・雨具等の干場)↓

現場事務所及び休憩所の設置

工事の拠点となる現場事務所と作業員の休憩施設、仮設トイレの設置が完了しました。

ゆとりのある空間となるように、そして快適な職場となるように努めます。

今年度当社安全スローガン垂れ幕掲示↓

「無理せず 無茶せず 無視をせず 現場に潜む危険の芽 ゆとりの心で危険予知」

 

現場事務所の場所(こちらをクリックすれば表示されます)

現場事務所・休憩所↓

現況点群データ

3次元起工測量を地上レーザースキャナーで行い、現況点群データと3次元設計データを重ね合わせて

イメージ図を作成しました。今後、設計データの修正を行って掘削土の仮置き計画や土量算出に活用

していきます。

 

現況写真↓                    3次元起工測量点群データ↓

護岸工事イメージ(3次元設計データ+3次元起工測量点群データ)↓

 

梅雨入り後の増水

6月22日に例年より約2週間遅い梅雨入りとなり、昨夜から常願寺川流域でも大雨となり、最寄りの

立山土木観測所では時間雨量31㎜(4~5時)、上流域の上滝、小見、千寿ヶ原観測所の24h雨量は

100㎜以下ですが、室堂で330㎜を超えました。立山町、上市町に土砂災害警戒情報が出され、芦峅

寺地区と千垣地区には「避難指示」も出され、現在は天候が回復し解除されたようです。

大川寺観測所の水位は水防団待機水位4.20mを超え、最大4.23mに達し、工事は行っていませんが、

想定する退避基準に達する恐れがあったため現地状況を確認しました。万が一工事期間中に退避基準

に達し、天候の回復が見込まれず増水した場合は高水敷の重機等を移動しなければいけないので、

余裕をもって退避開始できる水位でなければいけません。想定している状況と差異はなく問題は無い

と感じました。

 

現場状況(10.6kブロック製作ヤード)↓      現場状況(10.4k護岸現場上流)↓

工事のお知らせ

6月3日から実工期の始まりとなり、現地調査・測量から開始する予定です。6月21日~9月30日

までの出水期間中についてはブロック製作を行う予定にしております。本格的には非出水期間と

なる10月1日以降から掘削工事を進めて行く予定ですが、ご協力よろしくお願いします。

 

工事のお知らせ↓

ホームページを公開します。

常願寺川・日置護岸その5工事の現場ホームページです。

どうぞよろしくお願い致します。