梅雨入り後の増水

6月22日に例年より約2週間遅い梅雨入りとなり、昨夜から常願寺川流域でも大雨となり、最寄りの

立山土木観測所では時間雨量31㎜(4~5時)、上流域の上滝、小見、千寿ヶ原観測所の24h雨量は

100㎜以下ですが、室堂で330㎜を超えました。立山町、上市町に土砂災害警戒情報が出され、芦峅

寺地区と千垣地区には「避難指示」も出され、現在は天候が回復し解除されたようです。

大川寺観測所の水位は水防団待機水位4.20mを超え、最大4.23mに達し、工事は行っていませんが、

想定する退避基準に達する恐れがあったため現地状況を確認しました。万が一工事期間中に退避基準

に達し、天候の回復が見込まれず増水した場合は高水敷の重機等を移動しなければいけないので、

余裕をもって退避開始できる水位でなければいけません。想定している状況と差異はなく問題は無い

と感じました。

 

現場状況(10.6kブロック製作ヤード)↓      現場状況(10.4k護岸現場上流)↓