石張り工完了

石張りは常願寺川産の野面石(自然のままの石)を使用し、石工職人は石の顔(特徴)を見ながら

一つの石を六つの石で取り巻くように配置する六つ巻を基本として石張を行います。また、良くない

張方(四つ巻、八つ巻、芋串等)にならないように注意が必要です。練石張はコンクリート(裏込)

の上に石を配置して石の隙間にコンクリート(胴込)を充填し一体化させ、流水に対して法面を保護

する在来工法です。12月に入り冬期施工となるため初期養生はジェットファーネスで温風を送り込ん

で養生を行い、養生期間(10℃以上9日間)は湿潤マットと保温マットで覆い養生しました。

 

良くない張方(例)↓               石張状況↓

胴込コンクリート打設↓              目地仕上げ↓

雪寒仮囲い(ジェットファーネス給熱養生)↓    養生温度確認↓

湿潤マット↓                   保温マット↓