雪!!
思わぬ雪で、また冬に戻ったかのような天候が続いておりますが寒さに負けずお過ごしでしょうか?
皆さんこんにちは
現場担当の志鷹です
当現場は終盤に入り完成が近づいてまいりました
現在は4つ目の作業に当たる根固めブロック据付作業を行っております
2月上旬より寒気が流れ込み現場にもたくさんの雪が積もり毎日除雪から仕事がスタ
ートしております
多い時で30~50cmの積雪がありました
タイヤショベルがフル稼働しております
さて作業ですが根固めブロック据付作業では計578個のブロックを2週間で設置して
いきます
今回設置するブロックは5脚ブロックと6脚ブロックの2タイプで5脚は単独で6脚は
2段積で設置していきます
左の写真が5脚ブロック(4トン)、右が6脚ブロック(5トン)になります
5脚と6脚の違いですが字の通り脚(凸)の数が異なります
2段積で設置する6脚ブロックの役割としては流水を川の中心に押しやったり流れに対
する抵抗となり護岸付近の流速を緩め、護岸基礎付近の川底が削られることによる護岸
破壊防止などがあります
堤防の破壊・決壊を防ぐために設置した石積護岸ですがその石積護岸の破壊を防止
するために根固めブロックを設置します
今回使用する根固めブロックは現場にて製作しております
最後に根固めブロック製作の流れを写真にて解説します
1.型枠組立:コンクリートを流し込む箱を作ります
2.鉄筋組立:ブロックの強度を増すため型枠内に鉄筋を設置します鉄筋は人間の体でいうと骨と同じ役割を果たします
3.コンクリート打設:コンクリートを流し込むことを打設(だせつ)と言います
4.養生:養生とはコンクリートを日差し、乾燥、雨、などから守り品質を確保するために
行います
保湿シートでブロックを覆い水をかけて乾燥や直射日光からコンクリートを
守ります
5.完成:養生期間終了後型枠を解体し完了です
上空から撮影した写真の通りかなりの量のブロックを製作しましたが1日あたり約20個
製作し2ヶ月程度の時間を要しました
以上が根固めブロック製作の流れになります
現場では根固めブロック据付作業が終われば検査を受け最後の作業にあたる埋戻し作業を
もって全工事が完了します
残り短い工事期間になりますが最後まで気を抜かず安全に作業進めてまいります