工事完成

おかげさまで工期内に無事故で完成する事ができました。

工事に携わっていただいた関係者すべての方に、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

                 着工前

                ⇓

                  完成

 

水谷の13棟あった寄宿舎も解体が終わり寂しい景色になりました。

鋼製堰堤 

鋼製堰堤の壁面材に腹起し材を配置し、自在ジョイントを介してタイ材で連結緊張します。

タイ材は異形棒鋼φ29、φ25を使用しています。作業員の腰痛予防と負担軽減のため

パワースーツを使用して生産性向上を図っています。

タイ材設置完了

中詰土砂投入敷均し

越流部はINSEM工法で非越流部は土砂を利用し残土の有効利用しています。

矢板打込み完了

矢板打込み完了しました。

次工程はスライド材を組立・中詰めを繰り返して行きます。

矢板打込み部の掘削・埋戻し

鋼製堰堤の鋼矢板打設箇所は転石が多いため、掘削・転石破砕除去した後、粒径処理した土砂で

置き換えてから矢板を打込みます。

 

掘削・置換えは深さ4mでICT建機で高さを確認しながら行います。

掘削面に人が入らなくても良いので安全で人員も削減できて生産性が向上します。

 

転圧はバックホウにピストン式油圧圧入装置を装着して安全に転圧します。

現場密度試験も所定の締固め密度を確保できました。

 

置換え完了しました。お盆前に矢板を運輸してお盆明けから矢板を打込みます。

 

粒径処理

鋼製堰堤の中詰めと矢板打設箇所の置き換え土砂を残土から取り出すため自走式スクリーンで粒径処理しています。

バックホウで残土を投入すると前方のベルトコンベヤーから10cm以下の土砂が出てきます。10cm以上の石は後方から排出されます。

約4,000m3の残土から10cm以下の土砂は約2,600m3しかありませんでした。まだ3,000m3足りない・・・。

金山谷のUAV(無人航空機)測量

本日は金山谷のUAV(無人航空機)での測量が行われました。

先に伐採が終わった範囲を測量しました。

↓UAV測量状況

水位計、監視カメラの設置

金山谷は最上流に位置することから、土石流の到達する恐れのある現場であり、

降雨による土石流が発生しやすく被害も大きくなります。

そのため現場に雨量計と警報装置と上流部に監視カメラを設置しています。

●金山谷水位計(NETIS登録技術「わかるくん」)

URL下のIDとパスワードを入力し、ログインしてください。

https://wakarukun.net/

ID:r4kanayama  パスワード:r4kanayama

●金山谷上流域河川監視用ライブカメラ

URL下のIDとパスワードを入力し、ログインしてください。

http://124.255.18.230/live/index.html?Language=1&ViewMode=pull

ID:r4kanayama  パスワード:R4kanayama

 

↓水位計

↓上流部監視カメラ

 

水谷平宿舎組立

立山カルデラ近辺の砂防工事では、山間僻地であることから立山カルデラの入口

重要文化財の白岩砂防堰堤すぐ横)に位置する水谷平に宿舎を建て生活しています。

水谷平へ行くには乗用車1台分の幅しかない白岩トンネルを通る必要があります。

 

↓宿舎組立状況

↓水谷平へ行く白岩トンネル

↓白岩トンネル入口から辻建設宿舎まで

工事用道路施工状況

多枝原谷ではICT建機を使用して110mの工事用道路の盛土と

土取場ヤード整備を行っています。

 

↓工事用道路の施工状況

 

支障木伐採

金山谷の現場では施工範囲に支障となる樹木の伐採・伐根・集積・搬出作業を行っています。

現時点では伐採作業は、概ね完了したので今後、伐根・集積・搬出作業を進めていきます。

 

↓伐採・伐根・集積・運搬状況

 

 

 

多枝原谷でのUAV(無人航空機)測量

多枝原谷の支障木伐採が完了したのでUAV(無人航空機)を使用した起工測量を実施しました。

撮影日の天候が晴れだったので問題なく測量をすることができました。

↓多枝原谷でのUAV測量実施状況