工事完成

工期内に無事故で完成することができました。

上山し作業を開始してから、延べ労働人員586人、延べ労働時間4,688時間を無事故で終えることができました。

本工事に携わっていただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

全景 堰堤部

着工前

完成

進捗状況タイムラプス(コマ送り動画)

本工事では、定点カメラを設置し1時間毎に現場の状況を自動撮影していました。

その写真をつなぎ合わせコマ送り動画にしました。

着工から完成までの進捗状況が分かりやすくなっていますので是非ご覧ください。

埋戻し(足場盛土) 施工完了

堰堤上流側の埋戻しが完了しました。

埋戻しの高さは、堰堤の中詰め材と同じです。

↓ 堰堤上流側埋戻し完了

 

現場での残り作業は、敷鉄板・ロードマットの搬出となります。

堰堤本体工 完了

壁面材の組立て及び枠内の中詰めが終了しました。

↓左岸側から右岸側を望む

 

現在は、堰堤上流側の足場盛土を行っています。

足場盛土は現場に仮置きしてある土砂を用いて施工しています。

↓土砂搬入状況

↓バックホウ(0.8m3級)による敷均し状況

堰堤枠内中詰

本工事では、壁面材・タイ材設置、中詰を繰り返し施工します。

堰堤枠内中詰は、

↓中詰材を堰堤の外から投入し

↓バックホウで敷均し

↓振動ローラで転圧を行います。

中詰は土砂部分、改良土部分ともに12層(1層の厚さ250㎜)あります。

最近は暑い日が続いているので、熱中症に気を付け施工していきます。

粒径処理

鋼製堰堤の中詰め用土砂(10cm以下)を多枝原谷第28号砂防堰堤付近に仮置きされている土砂から取り出すため自走式スクリーンで

粒径処理を行いました。

バックホウで土砂を投入すると前方のベルトコンベヤーから10cm以下の土砂が出てきます。10cm以上の石は後方から排出されます。

天候にも悩まされましたが、約3週間で4,200m3の中詰め用の土砂ができました。

↓自走式スクリーン

↓粒径処理状況

水谷宿舎完成

立山カルデラ近辺での砂防工事では、立山入り口(重要文化財の白岩砂防堰堤

のすぐ横)に位置する水谷平に宿舎を建て生活します。

水谷平へ行くには乗用車1台分の幅しかない旧軌道白岩トンネルを通る必要があります。

備品の搬入が終了し、本日から水谷平での生活が始まりました。

宿舎組立状況↓

カニクレーン搬出状況(旧軌道白岩トンネル)↓

UAV(無人航空機)測量

工事が本格的に始まるのを前にUAV(無人航空機)による

起工測量を行いました。

天気が心配でしたが晴れ間をみて行うことができました。

↓UAV測量実施状況