壁面材組立

今回は砂防堰堤の壁面材組立についてご説明させていただきます。

まず、壁面となる鋼矢板を千鳥状に挿入します。鋼矢板は1枚で60㎏もあるので、バックホウで

吊り上げて挿入します

  ↑ 鋼矢板組立

そして、鋼矢板の穴に合わせて腹起し材を取り付け、ボルトを腹起し材に取り付け、反対側も

同じように組立て、鋼矢板同士を鉄筋で連結して堰堤の強度を上げます。

    ↑ 腹起し材に鉄筋を取り付けている状況

鋼矢板を鉄筋で連結し終わった状態が下の写真です。この状態まで来たら、また土砂を詰めます。

そして、また鉄筋を入れなければいけない層が来たら上記の作業を繰り返します。 

次回は土砂中詰めについて説明させていただきます。お楽しみに。

  ↑ 鉄筋連結完了の状態