R7金山谷基幹砂防堰堤工事現場完了

お疲れ様です。

R7金山谷基幹砂防堰堤工事現場作業が完了いたしました。

今年度で堰堤左岸側は川もなくなり大きく変わりました。埋戻し面整形

も綺麗にしていただき、良い形で工事を終えることができました。

今年度、金山谷基幹砂防堰堤工事に携わっていただいたすべての皆様に

深く感謝を申し上げます。

誠にありがとうございました。

↑ 着工前写真(全景)

↑ 完成写真(全景)

↑ 完成写真(施工箇所)

埋戻し面整形

お疲れ様です。

現場では埋戻しが終わった箇所から面を整形し、小段を作っています。

ICTバックホウがあるからといって綺麗な小段を作っていくのはとても

大変そうに感じました。しかし、金山谷基幹砂防堰堤工事に来ていただ

いている作業員さんは難しい顔一つせず黙々と作業を行われていたので

さすが、熟練の業であると思いました。

 

床掘り部埋戻し

お疲れ様です。

金山谷基幹砂防堰堤工事では床掘りである程度掘り進めてから、粒径処理土

で床掘り箇所を埋戻します。埋戻しの際はICTバックホウと転圧バケットを

装着したバックホウを使用しています。床掘り部の法面や法肩は土砂が緩み

やすく(現場土砂の性質上)、中での作業は危険なのでICTバックホウによる敷

均しを行い、転圧バケット装着バックホウにて締固めを行っています。これら

により、人が掘削した箇所に入ることを最小限にし、安全に施工を行っています。

1層ずつ敷均し・締固めを行い、締固め後にICTバックホウで層の高さが設計した

高さと同じであるか確かめます。高さ確認の際にもバックホウを使用することで

中に人が入ることを少なくして施工しています。

本日もご安全に。

↑ ICTバックホウによる敷均し

↑ 転圧バケット装着バックホウによる締固め

↑ ICTバックホウによる高さ確認

矢板打込み部分床掘り

皆様お疲れ様です。

8月から始まった粒径処理が終了し、床掘りが始まりました。鋼矢板を打込む部分を

掘って、所定の深さまで掘った後は粒径処理した土砂で掘った範囲を埋め戻します。

床掘りで大きな石を含めた土砂を地中から掘り出して粒径が15㎝以下の土砂に置き

換えることで矢板をスムーズに打込むことが可能になります。ただ掘るのではなく、

大きな石を取り除くことが大切なのです。金山谷は土砂が緩く、床掘りした法面が

埋め戻す前に崩壊してくる可能性があるので、法面の状態確認を徹底して作業を進め

て参ります。

本日もご安全に。

 

粒径処理

お疲れ様です。

8月に入り暑さも本格的になってきましたね。金山谷では粒径処理が始まりました。

粒径処理とは土砂をふるいにかけ、粒を一定の大きさ以下にする作業になります。

次年度以降に矢板を打込む際に大きな岩などで作業を止めないために、今年度のうち

に大きな岩などを取り除き、その掘削した場所を粒径処理した土砂で埋め戻します。

そうすることで、矢板が岩などに当たらずにスムーズに打込むことができます。

下写真の左側の重機が粒径処理をするための自走式スクリーンと呼ばれる重機です。

右のバックホウのバケツを取り換えてバックホウで粒径処理をすることも可能ですが、

そうするとバックホウを運転しているオペレーターの方が、重機の揺れなどで身体的

ダメージが大きいということでこちらのスクリーンを使用して粒径処理を行っている

のです。作業員さんの身体を考えてこの重機が使われているのは、安全施工であります。

これから暑さが続きますが、熱中症対策を忘れずにこまめな水分補給・休憩を心がけて、

無事故・無災害で工事を進めて参りましょう。

本日もご安全に。

 

立山カルデラ内の転石

お疲れ様です。

金山谷現場内を掘削していると、この様なとても大きい転石がたくさん出てきます。

下写真はその中でも特に大きい転石です。生まれて初めてこんなに大きな石を見て

驚きと怖さがこみ上げてきました。土石流が発生した際は、これほど大きい石でも

流されてくる可能性があるのです。この石も現場内に過去の土石流として流されてきた

石だというので、改めて土石流の怖さを思い知らされました。そんな土石流から富山を

守る立山砂防工事はとても大切な工事であるのだと感じました。その意思、誇りを持って

安全第一に工事を進めて参りましょう。

本日もご安全に。

 

DCP PHOTO

上流仮締切設置

皆さんお疲れ様です。

起工測量が完了し、赤色ハッチの施工範囲の着手前に施工範囲内を流れる

青色ハッチの川を紫ハッチの昨年度完成仮水路に切り回す必要があります。

なので、赤丸の現況河道と仮水路の交点に仮締切を設置し、川を仮水路へと

流れを変えます。

 

金山谷図面

下写真は、赤丸位置での仮締切設置の様子です。

仮締切で完全に川流れを変えても地盤へと染み込んだ水が現場内に湧水となり

流れてきており、現場内の土砂状況はまるで田んぼのような土砂になっています。

しかし、どんな緩い足場でも足元確認、不安全行動の排除を行い、安全施工を徹底

して行います。

本日もご安全に。次回もお楽しみに。

 

UAV起工測量

支障木伐採も無事に完了し、起工測量が行われました。

起工測量ではドローンを使用し、上空から現場内を撮影、取得できた

点群データから今年の図面と照合し、今年度工事で動向がある土量を

算出することができます。これはICT施工の一環であり、建設ICTの

最新技術になります。

本日もご安全に。

 

支障木伐採

今年度はR4年度から築堤していた鋼矢板堰堤を左岸側に延ばしていくため、

左岸側の掘削範囲内にある支障木を伐採する作業から始まりました。

伐採したのちに、測量を行って土量を算出し、掘削作業が始まります。

本日もご安全に。